ワクチン接種3回目☆☆☆
2022年4月。
新型コロナワクチンの3回目接種に行ってきました。ワクチンはモデルナ社製。ファイザーは予約枠が少ないのに対しモデルナならすんなり予約できたこと、高齢者枠で接種した母も3回目はモデルナでしたが、2回目のファイザーよりも楽だった、ということでそれほど心配はしていなかった、ということもあるのですが……

私の場合、1、2回目はファイザーでちょっと腕が痛いかな? という程度の他、副反応はほとんどありませんでした。
はたしてこれはファイザーだったからなのか、それとも個人差なのか……3回目で副反応が出ればメーカー差の可能性がありますし、出なければ個人差なのだろうと思われます。そんな確かめてみたい気持ちもあり、すんなり予約できるモデルナを選びました。
さて。予約したのは仕事帰りの時間帯で、接種会場は非常に空いていました。予約時間より30分ほど前に到着すると、待たずにそのまま受け付け、接種へと進みました。
接種前の体温、36.3℃
そして問診は初老の男性ドクターでした。
「1、2回目の時は何かありましたか?」
「いえ、腕が痛いぐらいで副反応はほとんどありませんでした。ファイザーだったからかも知れませんが」
「そうですね。今回は熱が出るかもしれないので、熱が出たらカロナールを飲んでください」
「ロキソニンなら持ってるのですが、それでも良いですか?」
「ロキソニンは胃を荒らすし、アセトアミノフェンが入ってないから。厚労省もアセトアミノフェンが良いと言ってるので、カロナールが良いです」
ほほう、断言されますか……というわけで、接種後の15分間待機の間に、スマフォで検索してみました。
カロナールの有効成分:アセトアミノフェン
ロキソニンの有効成分:ロキソプロフェン(アスピリン、イブプロフェンなどとともに非ステロイド性消炎鎮痛剤の一種)
なるほど、頭痛薬はいつも飲み慣れたものを買うのであまり意識していませんでしたが、同じ効能効果でも有効成分が違うわけですね。
そこで、帰り道に薬局をのぞいてみました。何種類もある頭痛薬の有効成分を見てみると、イブプロフェンが多数派。アセトアミノフェンはあまりありません。そして陳列棚の貼り紙には厚生労働省の情報として、
「ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対して、解熱鎮痛剤を服用される場合、アセトアミノフェンだけでなくイブプロフェンやロキソプロフェンなどもお使いいただけます」

……いや別に、ドクターのお言葉と薬局の貼り紙が大意として矛盾しているなんてことは思いません。ただ言い方、強調のしかたで世間の取り方、世の流れというものは大きく変わると思われます。そしてこのアセトアミノフェンとイブプロフェン等との関係って、ファイザーとモデルナにも当てはまる図式だと思うのですよ。
* * *
翌朝、特に違和感もなく起床。その時(接種から13時間後)の体温は……
35.1℃。
いや、実は若い頃にもちょくちょく35℃台前半の体温を叩き出し、医者からちゃんと測れてるのか疑われて、測り直してもそれぐらい、ということがありました。歳とってからは36℃前後で落ち着いていたのですが。
接種から15時間後、36.1℃
接種から18時間後、36.7℃。
あっ、ついに来たか!? そういえばちょうど軽い風邪をひいた時のような、何となく熱っぽい感じも……。
しかし接種から20時間後、36.1℃。
そして接種から30時間後、35.8℃。
確かにちょっと熱っぽい?感じもあったのですが、測っても熱はなく、接種の翌々日には熱っぽさも腕の痛みも忘れてケロッとしていたのでした。
結局、私の場合は最高体温が36.7℃で、一般的には微熱ともいえないレベルですが、感覚的には少し熱があるようなけだるさが半日ほどありました。1、2回目との差は客観的・数字の上では「ほとんどなかった」、主観的・感覚的には「少しあったかも」という非常にあいまいな結果で、メーカー差があったのかどうかも何とも……。各回とも個人差として副反応が出にくかったため、メーカーの差がつきにくかった、ということかも知れません。
* * *
ワクチンを打った後、発熱などの風邪様症状が出た場合は、副反応なのか新型コロナに感染したのか分からないからその旨の対応を……なんていう話も聞きますが、病気に罹ったのと区別できないようなワクチンの影響って、理屈の上では分かっても割り切れないものを感じます。
バカげたワクチン陰謀論は相手にする気にもなりませんが、一方でヒステリックなワクチン推進に感じる疑問というのも、この割り切れなさに通じるものがあります。打ちたい人が打つことも、打ちたくない人が打たないことも、どちらも確実に保証され、一切非難されてはならない。
そして世界では戦争が続き、経済に深刻な影響を与え、また自然災害も発生しています。もう過剰に恐れていられるような平和な時代じゃないのではないでしょうか。油断してはならないにしても、ほどほどに感染対策を続けたうえで、もっと重大な世界情勢に目を向けていく時ではないかと考えています。
関連記事:
ワクチン接種2回目★★
ワクチン接種1回目★
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私の場合、1、2回目はファイザーでちょっと腕が痛いかな? という程度の他、副反応はほとんどありませんでした。
はたしてこれはファイザーだったからなのか、それとも個人差なのか……3回目で副反応が出ればメーカー差の可能性がありますし、出なければ個人差なのだろうと思われます。そんな確かめてみたい気持ちもあり、すんなり予約できるモデルナを選びました。
さて。予約したのは仕事帰りの時間帯で、接種会場は非常に空いていました。予約時間より30分ほど前に到着すると、待たずにそのまま受け付け、接種へと進みました。
接種前の体温、36.3℃
そして問診は初老の男性ドクターでした。
「1、2回目の時は何かありましたか?」
「いえ、腕が痛いぐらいで副反応はほとんどありませんでした。ファイザーだったからかも知れませんが」
「そうですね。今回は熱が出るかもしれないので、熱が出たらカロナールを飲んでください」
「ロキソニンなら持ってるのですが、それでも良いですか?」
「ロキソニンは胃を荒らすし、アセトアミノフェンが入ってないから。厚労省もアセトアミノフェンが良いと言ってるので、カロナールが良いです」
ほほう、断言されますか……というわけで、接種後の15分間待機の間に、スマフォで検索してみました。
カロナールの有効成分:アセトアミノフェン
ロキソニンの有効成分:ロキソプロフェン(アスピリン、イブプロフェンなどとともに非ステロイド性消炎鎮痛剤の一種)
なるほど、頭痛薬はいつも飲み慣れたものを買うのであまり意識していませんでしたが、同じ効能効果でも有効成分が違うわけですね。
そこで、帰り道に薬局をのぞいてみました。何種類もある頭痛薬の有効成分を見てみると、イブプロフェンが多数派。アセトアミノフェンはあまりありません。そして陳列棚の貼り紙には厚生労働省の情報として、
「ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対して、解熱鎮痛剤を服用される場合、アセトアミノフェンだけでなくイブプロフェンやロキソプロフェンなどもお使いいただけます」

……いや別に、ドクターのお言葉と薬局の貼り紙が大意として矛盾しているなんてことは思いません。ただ言い方、強調のしかたで世間の取り方、世の流れというものは大きく変わると思われます。そしてこのアセトアミノフェンとイブプロフェン等との関係って、ファイザーとモデルナにも当てはまる図式だと思うのですよ。
* * *
翌朝、特に違和感もなく起床。その時(接種から13時間後)の体温は……
35.1℃。
いや、実は若い頃にもちょくちょく35℃台前半の体温を叩き出し、医者からちゃんと測れてるのか疑われて、測り直してもそれぐらい、ということがありました。歳とってからは36℃前後で落ち着いていたのですが。
接種から15時間後、36.1℃
接種から18時間後、36.7℃。
あっ、ついに来たか!? そういえばちょうど軽い風邪をひいた時のような、何となく熱っぽい感じも……。
しかし接種から20時間後、36.1℃。
そして接種から30時間後、35.8℃。
確かにちょっと熱っぽい?感じもあったのですが、測っても熱はなく、接種の翌々日には熱っぽさも腕の痛みも忘れてケロッとしていたのでした。
結局、私の場合は最高体温が36.7℃で、一般的には微熱ともいえないレベルですが、感覚的には少し熱があるようなけだるさが半日ほどありました。1、2回目との差は客観的・数字の上では「ほとんどなかった」、主観的・感覚的には「少しあったかも」という非常にあいまいな結果で、メーカー差があったのかどうかも何とも……。各回とも個人差として副反応が出にくかったため、メーカーの差がつきにくかった、ということかも知れません。
* * *
ワクチンを打った後、発熱などの風邪様症状が出た場合は、副反応なのか新型コロナに感染したのか分からないからその旨の対応を……なんていう話も聞きますが、病気に罹ったのと区別できないようなワクチンの影響って、理屈の上では分かっても割り切れないものを感じます。
バカげたワクチン陰謀論は相手にする気にもなりませんが、一方でヒステリックなワクチン推進に感じる疑問というのも、この割り切れなさに通じるものがあります。打ちたい人が打つことも、打ちたくない人が打たないことも、どちらも確実に保証され、一切非難されてはならない。
そして世界では戦争が続き、経済に深刻な影響を与え、また自然災害も発生しています。もう過剰に恐れていられるような平和な時代じゃないのではないでしょうか。油断してはならないにしても、ほどほどに感染対策を続けたうえで、もっと重大な世界情勢に目を向けていく時ではないかと考えています。
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