訃報 - 池田動物園の「ヒロくん」

5月にこのブログでも紹介しました、岡山県の池田動物園で飼育されていた国内最高齢のトラ、ヒロくんが2017年10月13日に亡くなったそうです。
1993年生まれの24歳、人間でいうと100歳を超えていたそうです。大往生とは思いますが、寂しいものですね。

池田動物園の国内最高齢のトラ
在りし日のヒロくん。2017年3月18日撮影。

これで池田動物園にはトラがいなくなったそうです。動物園が新たに動物を入手することは年々厳しくなっているといわれています。経営状態が厳しいと伝えられていることもあり、ちょっと心配ですね。


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富山県・富山市ファミリーパーク

へろんです。
富山市ファミリーパークは富山市の西、呉羽丘陵の城山公園内に位置する動物園で、飼育動物数は2017年3月1日現在、102種1032点。
2011年8月9日の「週刊まちぶら 富山市ファミリーパーク-マイタウン富山」には「観光客をひき付ける海外の珍しい生き物は少なく、『日本一地味な動物園』と言われることもある」なんて書かれていますが……(まぁこの記事も、最後には「地味とあなどるなかれ」と結んでいますが……)でも以下に紹介するように、スバールバルライチョウとかツシマヤマネコとか、なかなか特徴的で頑張ってるな、という感じの動物園です。

富山市ファミリーパークのアミメキリン
アミメキリン
富山市ファミリーパークのアミメキリンのページによると、羽夏(ハナ)という名前の雌で、2015年(平成27年)8月13日生まれ。まだ2歳にもなっていないのに大きいですな。アフリカの草原(サバンナ)に棲むキリンは暑さに強そうにも思えますが、サバンナの乾燥した暑さと違い、日本の蒸し暑さはあまり得意ではないそうです。

富山市ファミリーパークのニホンカモシカ
ニホンカモシカ
国の特別天然記念物に指定。こちらでは1984年の開園時から飼育しており、これまで何回も繁殖に成功し、その子ども達は国内外の動物園に旅立っているそうです。

富山市ファミリーパークのシンリンオオカミ
シンリンオオカミ Canis lupus lycaon
オオカミ全般はいわゆる「犬」とは亜種の関係です。
「サスケ」という名前で、2003年4月15日生まれ。オオカミの平均寿命は約15年だそうなので、結構なお歳ということになります。確かにそんな感じでした。

富山市ファミリーパークの尾長鳥
特別天然記念物、尾長鶏。これはそんなに長くないように見えますが、格好良いです。

品種作出中
東天紅(とうてんこう)は日本3大長鳴鶏 (ながなきどり) の一つとして知られ、天然記念物に指定されているそうです。この東天紅と尾長鶏をかけ合わせて、品種の作出を試みているそうです。

富山市ファミリーパークのスバールバルライチョウ
スバールバルライチョウ Lagopus muta hyperborea
富山県の県鳥でもあるニホンライチョウ(Lagopus muta japonica )とは同じ種に属する亜種の関係になります。北極圏のノルウェー領スバールバル諸島に生息するライチョウで、ライチョウの23亜種の中で最も北方に生息し、体の大きさも最も大きいそうです。
こちらの2010年の記事には、スバールバルライチョウはニホンライチョウと生態などが似ており、ニホンライチョウの保護・増殖を最終目標に、スバールバルライチョウの飼育に取り組む、と紹介されています。
まず最初に東京の上野動物園が2008年(平成20年)にノルウェーから有精卵を譲り受け、国内で初めての人工ふ化に成功。2010年3月から上野動物園と協力して本種の飼育に取り組み始めたそうです。

富山市ファミリーパークのシセンレッサーパンダ
シセンレッサーパンダ Ailurus fulgens styani
こちらの記事によると、日本の動物園で飼育されているレッサーパンダの多くはシセンレッサーパンダで、2011年の時点で世界の動物園で飼育されているレッサーパンダのうち、76%が日本で飼育されているそうです。

富山市ファミリーパークのオオコノハズク
オオコノハズク Otus lempiji
夜行性だからでしょうか、眠そうですね。

富山市ファミリーパークの乗馬広場
無料エリアの乗馬広場では乗馬体験もできるそうです。

富山市ファミリーパークのツシマヤマネコ
ツシマヤマネコ Prionailurus bengalensis euptilurus
金網の目が細かく、これが精一杯……。写真の写りがいまいちなものが多く、申し訳ないです。
長崎県の対馬にだけ生息していますが、自然下では100頭前後にまで減少しており、最も絶滅の恐れの高い絶滅危惧1Aに分類されています。ネコ科の野生動物の特徴である虎耳状斑(こじじょうはん、耳の後ろの白斑)が見えます。

ツシマヤマネコ解説文
2017年3月現在、国内10ヶ所で32頭が分散飼育され、飼育下繁殖に取り組んでいるそうです。

完全な脱線話ですが、ツシマヤマネコを調べていると、2013年にツシマヤマネコを悪意なく15年間も自宅で飼育していたという記事がありました。これはこれですごい。
ところでこの記事、榊さんフィギュアの広告が載っていたのには吹き出した……(分かる人、お友達になりましょう(笑))


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富山県・高岡古城公園動物園

へろんです。
富山県高岡市の高岡古城公園の中にある、こじんまりとした動物園。入園料はなんと無料♪
1951年(昭和26年)、現在の市民体育館がある場所に開園。1960年(昭和35年)に移転し、獣舎・園地の全面改修を行って1981年(昭和56年)に新装開園したのうだそうです。

高岡古城公園動物園入り口

後から知ったのですが、ここの動物園、動物そのものよりも説明文がずいぶんとユニークなことで、一部で話題となっているらしい……。

高岡古城公園動物園のフラミンゴ


チリーフラミンゴのちょっと遊んだ解説
「違うのよ~。」って……。行った時は説明文がユニークだとは知らなかったけど、確かにこれを見て「ん?」と思いました。

ケープハイラックスの解説
隣にはモルモットにも似たイワダヌキ目のケープハイラックスが……いたんだけど、ガラスの反射でまるっきり撮れない(泣)
やむをえず解説文をば。実物はとても可愛らしいかったですが、このイラストもなかなかです。

高岡古城公園動物園のアフリカタテガミヤマアラシ
アフリカタテガミヤマアラシ Hystrix cristata
アフリカの地中海沿岸からザイール北部、タンザニアにかけて分布。

ヤマアラシの恐ろしい針の解説
アルミ缶をぶち抜くような針の持ち主が、後ろを向いて突進してきますって……そら怖い。

ムジナのちょっと遊んだ解説
食べてうまいかどうかって……動物園でこういう解説は初めて見た。
タイトルの「普通動物むじな☆ムジナ」って「魔法少女まどか☆マギカ」のパロディじゃないかという説もありました。元ネタを知らないのですが、見た時なんでわざわざ「普通動物」ってついてるのか、「むじな」を2回繰り返してるのか、不思議だったんですよね……。

高岡古城公園動物園のカピバラ
Wikipediaによれば、2013年にはカピバラの飼育を11年ぶりに復帰させたのうだそうです。過去には1984年から2001年まで飼育していたのだとか。

カピバラのちょっと遊んだ解説
千葉県の市川市動植物園から来たチョビと、その子供で2013年生まれのニコ。父子で仲が悪いらしい……。

鳥インフルエンザ予防のため見えません


高岡古城公園動物園のワライカワセミ
確かに見にくい……。中にいるのはオーストラリアのワライカワセミなのですが、どうしても細かい網の方にピントが合ってしまって、いまいちですね。鳥インフルエンザ予防のためとのことで仕方ないとはいえ、残念。

高岡古城公園動物園のフンボルトペンギン
フンボルトペンギン Spheniscus humboldti
みんな寝てるか日影に入ってます。暑いのかな、と思いましたが、南極にいる「極地性」に対してフンボルトペンギンは「非極地性」のため夏でも冷房する必要がないのだとか……という、いたって真面目な解説もちゃんとあります(笑)

高岡古城公園動物園の絵筆塔
出入り口付近にある「絵筆塔」。1989年(平成元年)に建てられたもので、154名の漫画家によるカッパ絵のレリーフがぐるりと貼りつけられています。その中には私のもっとも尊敬する手塚治虫先生の絵もあると後から知り、よく見ておくんだった……!! と悔しがったのですが……

鉄腕アトムを発見!
撮った写真を拡大してみると、なんと鉄腕アトムの絵がありました!!


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岡山県・池田動物園

へろんです。
2017年3月18日、岡山市北区にある池田動物園へ行ってきました。JAF会員証を提示すると、この日はJAFデーということで、何と3割引きでした♪(通常はJAF会員証提示で2割引き) 
特徴として山の斜面を利用しており、確かに結構上り下りがありました。「山を利用した動物園」というのは国内でも珍しく、アピールポイントとして取り上げられているそうです。

池田動物園入り口


池田動物園のコツメカワウソ
コツメカワウソ Aonyx cinerea

池田動物園のカワウソラグーン
泳いでいる姿を下から見られる「カワウソラグーン」は日本でここだけだそうですが、見ている間には泳いでくれませんでした。
公式ホームページの飼育日記によると、この間行ってきた福井県の越前松島水族館からコツメカワウソが来たことがあるそうです。結構交流があるようですね。

池田動物園のハッカン
ハッカン Lophura nycthemer
キジの仲間で、オスは白と黒の染め分けになった独特の羽を持っています。ここではニワトリ用の配合飼料、白菜、ミカン、リンゴを食べているそうな。

池田動物園のキョン
キョン Muntiacus reevesi
可愛い顔をしていますが、動物園などから逃げ出した個体が野生化した千葉県や伊豆大島では農作物被害が発生しており、2005年に許可なく国内に持ち込んだり飼育することはできない特定外来生物に指定されています。キョンと聞くと八丈島を思い出しますが(爆)八丈島では野生にはおらず、八丈植物公園で飼育されているだけだそうです。

池田動物園のタテガミヤマアラシ
タテガミヤマアラシ
互いのトゲが重なり合ってる……大丈夫??

池田動物園で見かけた「内と外」
バードケージの内と外で、アオサギが何やら会話しているようにも見えました。

池田動物園の黒ヤギ
何か持ってねぇか? と言いたげな?黒ヤギ。

池田動物園の直立するレッサーパンダ
直立したレッサーパンダ。千葉市動物公園の「風太」が有名ですが、もともと周囲の様子をうかがうときに直立することがあるそうです。

池田動物園の鹿せんべい自動販売機
鹿せんべいが自動販売機で売られていました。

池田動物園の鹿


池田動物園の触れ合いコーナーのモルモット
触れ合いコーナーのモルモット。びっくりするぐらいおとなしく、この状態からほとんど動きませんでした。

池田動物園の国内最高齢のトラ
ヒロくんという名前のこのトラは1993年4月9日、ここ池田動物園生まれ。2017年現在、国内最高齢のトラだそうです。

池田動物園のライオン餌やり
飼育員さんによるライオンの餌やり。ここのライオンは時々ものすごくせき込んでいるような吠え方をしていましたが、飼育員さんの説明によると縄張りを主張して吠えているのだそうです。

行くまではあまり知らなかったのですが、実際に行ってみると思ったよりも大きく、たくさんの動物がいました。
一緒に行ったしろも、予定にない飼育員さんの動物説明が始まったり、あちこちで動物に対する愛情が感じられた、動物たちはとても人懐っこく、歩いているだけでも寄ってくる動物がいっぱいいたと言ってました。

ここ池田動物園は1953年開園の民間経営の動物園です。Wikipediaによれば、元岡山藩主である池田詮政の孫・池田隆政と、昭和天皇の第四皇女・池田厚子の夫妻により、1953年(昭和28年)2月に株式会社池田産業として設立され、その後池田産業動植物園を経て1960年(昭和35年)に現在の池田動物園となったそうです。
現在、「池田動物園をおうえんする会」によって池田動物園の公営化を求める署名活動が行われているそうです。公営化がベストなのかどうかは分かりませんが、動物園の在り方を考える上で一つの参考としてご覧いただければと思います。



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