富山県・富山市科学博物館
へろんです。
せっかく富山まで来たからには、自然史博物館好きとしては、ここ富山市科学博物館も外せません。

1979年に「富山市科学文化センター」としてオープンし、2007年に「富山市科学博物館」と名前を改め、リニューアルオープンしたそうです。
入館料は一人520円……と財布を取り出すと、「カップル割りで無料です」。
はい? 無料!?

入館券。確かに「¥0」となっています。
これまでたくさんの博物館を訪れてきましたが、こうした割引は初めてでした。
後で調べてみると、カップル割りは土曜日のみ。ちょうど運良く土曜日に訪れたので割引きしてもらえたんですね♪ ちなみに高校生以下、地元の人で孫やひ孫と一緒に入館する人は、毎日無料だそうです。
ナウマンゾウ Palaeoloxodon naumanni の生体模型と骨格模型が入り口に並んでいました。

こちらはナウマンゾウの生体模型。肩までの高さは約3メートル。富山県でも化石が発掘されているようです。

こちらの骨格模型は、頭部が千葉県成田市から、その他は北海道幕別町忠類から発掘されたものを参考に作られたそうです。
まず1階は「とやま・時間のたび」コーナー。地学や古生物学の分野が中心です。

コーナーに入ると正面に陣取る、動くティラノサウルス。結構細かい動きで、まばたきもしていました。愛称は「ティラちゃん」……ちょっと安易なような。

壁一面に貼られた、1995年(平成7年)に発見された恐竜類などの足跡化石の大きなレプリカ。

遠目には分かりにくいですが、近づいてみると、足跡化石が白い線で示されています。時々照明が暗くなり、足跡だけが分かり易く照らされていました。

手取層群の一部、ということは恐竜で有名な福井県の地層にもつながっているようですね。

デスモスチルス。
約1500万年前、北太平洋の海辺に棲息していた哺乳類。奥歯が柱を束ねたような形をしているので、ギリシャ語の束ねる(デスモス)と柱(スチロス)を合わせて名付けられました。一般に4本足の大型哺乳類は四肢が胴体の下に伸びていますが、この種はちょうどワニのように四肢が体の左右に張り出しており、哺乳類としては他に例がないそうです。

続いて2階に上がると「とやま・空間のたび」のコーナーです。富山の生き物や自然現象が紹介されています。

ダイヤモンドダストを体験できる実験設備もありました。きれいなダイヤモンドダストを見ることができましたが、うまく写真に収めることはできませんでした(T_T)。調べてみるとYouTubeに動画がありましたので、こちらをどうぞ。

中部地方から東北地方に生息する、最も大きなカタツムリであるクロイワマイマイの説明。

ツチクジラ Berardius bairdii
2001年、秋田県八竜町(現・三種町)の海岸に漂着したもの。全長約10メートル。

とやま・ノーベル賞受賞者コーナー。
1987年にノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進氏は小学1年生から中学1年の途中まで富山市で過ごし、2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏は富山市出身、2015年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章氏は富山市にご自宅があるそうです。

そして3階は「宇宙へのたび」コーナー。
プラネタリウムもあるのですが、時間の関係で見送ってしまいました。

H-ⅡAロケットの模型。現在、日本で用いられている主力大型ロケットです。

売店で見かけた恐竜クッキーを買って帰りました。見た目の可愛らしさだけでなく、味も良かったです。
比較的こじんまりとした感じではありますが、富山の特徴をよく表した郷土色豊かな博物館でした。

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せっかく富山まで来たからには、自然史博物館好きとしては、ここ富山市科学博物館も外せません。

1979年に「富山市科学文化センター」としてオープンし、2007年に「富山市科学博物館」と名前を改め、リニューアルオープンしたそうです。
入館料は一人520円……と財布を取り出すと、「カップル割りで無料です」。
はい? 無料!?

入館券。確かに「¥0」となっています。
これまでたくさんの博物館を訪れてきましたが、こうした割引は初めてでした。
後で調べてみると、カップル割りは土曜日のみ。ちょうど運良く土曜日に訪れたので割引きしてもらえたんですね♪ ちなみに高校生以下、地元の人で孫やひ孫と一緒に入館する人は、毎日無料だそうです。
ナウマンゾウ Palaeoloxodon naumanni の生体模型と骨格模型が入り口に並んでいました。

こちらはナウマンゾウの生体模型。肩までの高さは約3メートル。富山県でも化石が発掘されているようです。

こちらの骨格模型は、頭部が千葉県成田市から、その他は北海道幕別町忠類から発掘されたものを参考に作られたそうです。
まず1階は「とやま・時間のたび」コーナー。地学や古生物学の分野が中心です。

コーナーに入ると正面に陣取る、動くティラノサウルス。結構細かい動きで、まばたきもしていました。愛称は「ティラちゃん」……ちょっと安易なような。

壁一面に貼られた、1995年(平成7年)に発見された恐竜類などの足跡化石の大きなレプリカ。

遠目には分かりにくいですが、近づいてみると、足跡化石が白い線で示されています。時々照明が暗くなり、足跡だけが分かり易く照らされていました。

手取層群の一部、ということは恐竜で有名な福井県の地層にもつながっているようですね。

デスモスチルス。
約1500万年前、北太平洋の海辺に棲息していた哺乳類。奥歯が柱を束ねたような形をしているので、ギリシャ語の束ねる(デスモス)と柱(スチロス)を合わせて名付けられました。一般に4本足の大型哺乳類は四肢が胴体の下に伸びていますが、この種はちょうどワニのように四肢が体の左右に張り出しており、哺乳類としては他に例がないそうです。

続いて2階に上がると「とやま・空間のたび」のコーナーです。富山の生き物や自然現象が紹介されています。

ダイヤモンドダストを体験できる実験設備もありました。きれいなダイヤモンドダストを見ることができましたが、うまく写真に収めることはできませんでした(T_T)。調べてみるとYouTubeに動画がありましたので、こちらをどうぞ。

中部地方から東北地方に生息する、最も大きなカタツムリであるクロイワマイマイの説明。

ツチクジラ Berardius bairdii
2001年、秋田県八竜町(現・三種町)の海岸に漂着したもの。全長約10メートル。

とやま・ノーベル賞受賞者コーナー。
1987年にノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進氏は小学1年生から中学1年の途中まで富山市で過ごし、2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏は富山市出身、2015年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章氏は富山市にご自宅があるそうです。

そして3階は「宇宙へのたび」コーナー。
プラネタリウムもあるのですが、時間の関係で見送ってしまいました。

H-ⅡAロケットの模型。現在、日本で用いられている主力大型ロケットです。

売店で見かけた恐竜クッキーを買って帰りました。見た目の可愛らしさだけでなく、味も良かったです。
比較的こじんまりとした感じではありますが、富山の特徴をよく表した郷土色豊かな博物館でした。

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