fc2ブログ

京都府長岡京市・長岡天満宮

へろんです。
楊谷寺にお参りした時、長岡天満宮も紅葉が見頃との情報を見かけ、カーナビで調べたところすぐに行けると分かり、向かうことにしました。

車を駐車場に止め、さてどこからお詣りしたものか、とうろうろすると、突如開けた紅葉の庭園。

長岡天満宮の紅葉庭園「錦景苑」
2007年(平成19年)に完成した紅葉庭園「錦景苑」です。約100本ものモミジが植えられているのだとか。

長岡天満宮の紅葉庭園「錦景苑」


長岡天満宮の紅葉庭園「錦景苑」

長岡天満宮は、菅原道真公が太宰府へ左遷された時、この地に立ち寄られて「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故によって、公御自作の木像をお祀りしたのが創立だそうです。

長岡天満宮手水舎


長岡天満宮社殿
七五三の季節で、子供連れの参拝客でいっぱいでした。

長岡天満宮社務所


長岡天満宮の牛の像
菅原道真公には牛にまつわる逸話が多く、全国の天満宮には牛の像が数多く奉納されているそうです。

長岡稲荷大明神
長岡天満宮末社の長岡稲荷大明神。

長岡稲荷大明神
左右にはキツネの像がいっぱい。

長岡天満宮御朱印
御朱印にも縁の深い牛と社紋の梅が押されています。

長岡天満宮は4月末に咲くキリシマツツジの名所としても有名で、樹齢は百数十年、長岡京市の天然記念物にも指定されているそうです。この季節にもまたお詣りに来ないとですね。


にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村

スポンサーサイト



京都府長岡京市・柳谷観音 楊谷寺

へろんです。
2017年秋に見た紅葉の中でも、特に見事だった場所を紹介したいと思います。
11月のある日、ラジオを聞いているとふと「押し花朱印」「ヨウコクジ」という言葉が耳に飛び込んできました。そこでインターネットで調べてみると、京都の長岡京市にある楊谷寺というお寺で、季節限定のもみじの押し花御朱印が授与されているというではありませんか。そこで11月23日にお参りしてきました。

楊谷寺山門
806年(大同元年)、清水寺の開祖延鎮が開山したとされています。眼病平癒の祈願所として、平安時代より天皇家公家を初めとする眼病に悩む人々に信仰されてきたそうです。

楊谷寺手水舎


楊谷寺本殿


浄土苑の紅葉
京都府指定名勝庭園「浄土苑」の紅葉。ちょうど見事に色づいていました。浄土苑は江戸時代中期の作だそうです。

池に映る紅葉
浄土苑の池にはもみじが浮かび、色づいた樹が映っていました。

浄土苑を見下ろす位置には「上書院」があります。明治時代後期の建物で、天皇家・公家など重要な客人をお通しする茶室として使われていたそうです。映画「日本のいちばん長い日」のロケ地として使用されたことをきっかけに、2015年5月から一般公開するようになりました。

上書院一階から見た紅葉
上書院一階から見た紅葉。

上書院二階からの「名勝庭園」
上書院には二階があり、そこから見る庭園の紅葉は額縁に収められたようで、見事の一言に尽きます。
上書院に上がるには入山料とは別に500円かかりますが、その価値はあると思います。上書院は毎月17日と11月11日から12月3日までの限定公開です(2017年)。

楊谷寺の水琴窟
「心琴窟」と名付けられた水琴窟。視覚が不自由な方々にも「音」で庭園の雰囲気を感じられるよう設置したものだそうです。

楊谷寺奥の院
奥之院には上書院の横から渡り廊下を伝って行くことができます。

押し花朱印の作り方
押し花朱印つくりの体験ができる日もあるそうです。この日は団体さんの予約が入っているとのことで、庫裡のホワイトボードに作り方が書かれていました。

楊谷寺の紅葉


楊谷寺の紅葉


楊谷寺の紅葉


楊谷寺の紅葉


モリアオガエル生息地
奥之院裏手の池には「モリアオガエル生息地」の看板が。

モリアオガエル生息地
この小さな池に棲息しているのでしょうか?

押し花朱印の看板

楊谷寺御朱印
頂いた御朱印。通年通して頂けるタイプです。

楊谷寺季節限定御朱印
こちらが季節限定のもみじの押し花御朱印。書き置きの形です。御朱印を集め始めて初めての限定御朱印です♪
ただ……サイズがちょっと大きく、御朱印帳からはみ出してしまいました。やむを得ずクリアフォルダに保存しています。

御朱印は他にも種類があり、また毎月17日にはご縁日限定の御朱印もあるそうです。これはまたぜひお参りに来なければ。


にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村

九州旅行2017 西大山駅と池田湖

へろんです。
JR九州指宿枕崎線の西大山駅です。小さな無人駅ですが、「JR日本最南端の駅」として観光スポットになっています。

JR日本最南端の駅・西大山駅
Wikipediaによれば、1960年の開業以来長らく日本最南端の駅でしたが、2003年に沖縄都市モノレール線が開業して、赤嶺駅にその地位を渡しました。その際「日本最南端の駅」の標柱を「本土最南端の駅」に改めたものの、「沖縄は本土ではないのか」との意見が寄せられ、2004年に表記を「JR日本最南端の駅」へ変更したそうです。

西大山駅から望む開聞岳
ホームからは見事な開聞岳がよく見えます。

西大山駅時刻表
どうせなら列車も一緒に撮れると良かったのですが、本数は一日に8本。訪れたのはちょうど列車の来ない時間帯でした。

「JR最南端の駅」看板
北緯31度11分。おお、エジプトのアレクサンドリアと同じ緯度なのか……そう思うと、やっぱり南国に来たんだなあ、と感じます。

西大山駅前の「幸せを届ける黄色いポスト」
駅前にある「幸せを届ける黄色いポスト」。指宿市の花に指定されている「菜の花」をイメージしており、投函すれば普通に配達されるようです。いぶすき観光ネットによれば、2010年に設置されたそうです。

西大山駅到着証明
駅前の売店で売っていた「駅到着証明」書。こういうのも好きなんですよね。

西大山駅前の招幸石
売店近くにあった「招幸石」。説明の看板には「台湾で発掘された「招幸石」がこの指宿山川の地に鎮座し多くの方々に幸運祈願石としてパワーを発威しています」とありました。

池田湖
次に訪れたのは池田湖。直径約3.5キロ、周囲約15キロ、最深部233メートル、約5500年前の火山噴火でできた、ほぼ円形の九州最大のカルデラ湖です。

「池田湖パラダイス」入口
池田湖畔のショッピングセンター「池田湖パラダイス」の店内にはオオウナギが展示されています。

「池田湖パラダイス」に展示されているオオウナギ
オオウナギ Anguilla marmorata
1969年に指宿市指定の天然記念物に指定されています。普通に言うウナギとは別種です。太平洋とインド洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布し、その分布域はウナギより広いそうです。日本では利根川以西や長崎県以南に点在しているそうですが、和歌山県白浜町の富田川でも生息地を見たことがあります。看板が立っているだけで実物は見られませんでしたが。こちらは分布域の北限に近く、1923年(大正12年)国指定(1935年;昭和10年に追加指定)の天然記念物と書かれていました。

オオウナギ説明
寿命が30~50年とは結構長い。飼育下での最長記録80年(!)という記事も見かけたのですが、「ウナギ」のことなのか「オオウナギ」のことなのか分かりませんでした。

「池田湖パラダイス」駐車場のイッシー像
池田湖といえば未確認生物イッシー。1961年頃より目撃され、ネス湖のネッシーになぞらえて「イッシー」と呼ばれました。「池田湖パラダイス」の駐車場にあるイッシー像は、全身の目撃例はないので想像図のようなものでしょうが、目撃例にある「二つのコブのようなもの」は背中に再現されています。この姿は中生代のプレシオサウルスのような水棲爬虫類をイメージしているのだと思いますが、池田湖は約5500年前にできた比較的新しいカルデラ湖のため、その可能性は低そうです。
巨大なオオウナギがイッシーの正体ではないかとも言われていますが、オオウナギは夜行性で、冬眠する冬にも目撃例があるので、否定する説もあるのだとか。さらには池田湖が実は海とつながっているのではないか、とする説もあるそうで、そうなるといろんな可能性が考えられるかもしれませんね。


鹿児島県指宿市・龍宮神社

へろんです。
指宿フェニックスホテルを後にして、朝一番に向かったのは長崎鼻。
といっても長崎県ではありません。薩摩半島の最先端に突き出た岬です。岬のことを「鼻」ということもあるそうなので、長く先が伸びた鼻(岬)ぐらいの意味でしょうか。

長崎鼻より望む開聞岳
この地のポイントは、何といっても美しい海越しに見える開聞岳。「薩摩富士」とも呼ばれる、標高924メートルの火山です。

長崎鼻の先端付近
岬の先端は溶岩でできたごつごつとした黒い岩場になっています。紺碧の海も映えます。

薩摩長崎鼻灯台
岬の先端付近に建つ、薩摩長崎鼻灯台。風光明媚なこの地に相応しいものにしようと特別に設計され、1957年(昭和32年)に完成したそうです。残念ながら中を見学することはできませんが、美しい風景にマッチしています。

長崎鼻に自生するソテツ
このあたりのソテツは自生しているもので、日本における「自生の北限地」として1952年(昭和27年)に国指定特別天然記念物に指定されています。

龍宮神社鳥居
長崎鼻には古くから浦島太郎伝説があり、伝説発祥の地といわれているそうです。その長崎鼻に鎮座するのが「龍宮神社」。この龍宮神社は「古事記」「日本書紀」にも記載のある豊玉姫(乙姫様)を祀っており、家内安全、商売繁盛、航海安全、また縁結びや夫婦円満にご利益があるそうです。

龍宮神社拝殿
もともと石の祠があり、村人が木造の屋根を被せたりしていたものの、台風や老朽化で一時なくなっていましたが、2012年(平成24年)に再建されたそうです。
それにしてもこの時は観光客でいっぱいで、ツアーの時間も短かったため、ろくにお詣りすることができませんでした。
貝殻に願い事を書いてかめ壺に奉納するという貝殻祈願もあるそうですが、残念ながらそれもできず。

浦島太郎と亀の石像
龍宮神社から岬の先端に至る遊歩道の途中にある、浦島太郎と亀の石像。貝殻で埋もれかけています。
長崎鼻周辺の砂浜には、夏にはウミガメが産卵のために上陸するそうです。そのあたりも浦島太郎伝説発祥の地といわれる所以なのでしょうね。

浦島太郎像の説明
男性は左側から二回、女性は右側から二回まわって亀を撫でると願い事が叶うのだとか。

龍宮神社御朱印
龍宮神社の御朱印。社務所などは見当たらなかったのですが、神社の傍にある土産物屋「にしき屋本店」さんで頂けると分かり、ツアーの集合時間を気にしながら慌ててお願いしました。書いてくださったのは店員さん?なのか普段着のおじさんでしたが(^^;)

長崎鼻の土産物屋に並ぶウミガメの剥製
別の土産物屋さんにはウミガメの剥製がいっぱい。浦島太郎伝説の地としてはちょっとブラック?

長崎鼻の土産物屋にあった面白看板
さらに別の土産物屋さんにはこんな看板が(笑)。

あまりに人が多くていかにも観光地っぽくなってしまっているところが少々残念な気もしましたが、絶景は素晴らしく、後ろ髪をひかれる思いでこの地を後にしました。近くには動植物園「長崎鼻パーキングガーデン」もあるそうで、できればいつかそこも含めて再訪したいものです。


にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村

九州旅行2017 指宿フェニックスホテル

しろです。
指宿へ向かう途中、国道226号線沿いの「屋久杉人形」の製作工場・販売店にお邪魔しました。

製作中の屋久杉人形
1つの木から高速回転で削っていくんですね。どれほど鍛錬したらなれるのか・・・緊張の瞬間です。

屋久杉人形
樹齢1000年の屋久杉から作っているのだとか。お店の方が紙で洋服を作って人形に着せていました。大きさもいろいろあり、好みのサイズが買えます。一対買って帰りました。

この日のお宿は指宿フェニックスホテル

指宿フェニックスホテル


指宿フェニックスホテルからの眺め
ホテルの部屋からの鹿児島湾の風景。ホテルには砂蒸し温泉もあり、南国を感じます。

指宿フェニックスホテルの夕食
夕食は鹿児島の黒豚もあり、美味しい! ああ、来て良かった♡

指宿フェニックスホテルの温室
ホテル内の植物園にある温室です。大切に育てられてます。

ツマベニチョウの紹介
温室にはツマベニチョウという蝶がいるそうですが、見つけられませんでした。屋久島や奄美大島、沖縄などに広く分布する南方系の大きな蝶で、少しずつ分布を北に広げて、現在は宮崎県の日南海岸付近が北限になっているそうです。

指宿フェニックスホテルのあこうの大木
このホテルの名物の一つ、あこう(雀榕)の樹。高さ14メートル、推定樹齢200年の大木です。立派に成長しており、見ているだけでエネルギーがもらえました。

指宿フェニックスホテルの朝食
朝ご飯です。朝なのに、湯豆腐があるし、盛りだくさんで、こんなに贅沢して良いものか、と普段の自分の態度を振り返りました。

桜島と鹿児島湾の船舶

へろんです。
鹿児島市の城山展望台からの眺めです。

城山展望台から望む桜島
城山は市街地の中心部に位置する標高107メートルの小高い山で、展望台からは桜島をはじめ錦江湾や鹿児島市街地を一望できます。よく見る桜島の写真はここからの光景だったのか! と納得。天気の良い日には遠く霧島や開聞岳も見えるのだとか。

桜島を眺めていると、その右手下方、錦江湾に浮かんでいるものは、もしや……!?

錦江湾に浮かぶ潜水艦
デジカメの最大望遠で見ると、やはり潜水艦でした!
艦橋と潜舵からして《おやしお》型でしょうか?

鹿児島市のまち巡りバス
城山から降りる時に前を走っていた「まち巡りバス」。右は西郷隆盛と分かりますが(にしても顎外れりゃせんかい?)、左の女性は、後から調べると篤姫のようです。何で眼鏡をかけてるんだろう……。誰かの趣味?(爆)

西南戦争の銃弾跡
私学校跡に残る、西南戦争(1877年)の銃弾跡。

噴煙が昇る桜島
鹿児島市を後にして、指宿を目指し国道226号線を南下していきます。
その途中で桜島を振り返ると、桜島から噴煙が! さすが活火山。こちらの記事などによると、「噴火は日常」なんだそうですね……。

JX喜入石油基地
国道226号線から見えた石油基地。後で調べると、場所的にJX喜入石油基地ではないかと思います。JX喜入石油基地は1967年(昭和42年)に建設された世界最大級の石油の原油の中継備蓄基地で、日本国内の石油使用量約2週間分に相当する原油735万キロリットルを貯蔵することができるそうです。

タンカー《かいもん丸》
石油基地の近くに停泊していた《かいもん丸》。2013年に進水した鹿児島船籍のタンカーで、全長246.8メートル。JX喜入石油基地から国内の各製油所へ原油を輸送しているそうです。

客船《コスタ・セレーナ》
おまけにもう一つ船の写真を。
鹿児島湾を北上していく豪華客船も、ちらとですが見えました。鹿児島港の平成29年入港予定から見て《コスタ・セレーナ》と思われます。《コスタ・セレーナ》はイタリアの客船で、総トン数 114,147トン、全長290.2メートル(てことは《かいもん丸》よりかなりでかい!)。

潜水艦、タンカー、客船とバラエティに富んだ船舶を見かけることができました。船好きとしては嬉しい限りです♪


プロフィール

へろん

Author:へろん
へろん(♂)としろ(♀)の夫婦ですが、最近はへろん一人で書いてます。「御朱印」「SF」が多くなってますので、カテゴリからご興味のあるジャンルをお選び下さい。古い記事でもコメント頂けると喜びます。拍手コメントは気付くのが遅れてしまうことがありますが、申し訳ございません m(_ _)m

カウンター
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ぺそぎん メモ帳
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR