ワクチン接種1回目★
皆様、すでに新型コロナのワクチン接種を受けられた方も多いと思いますが、いかがでしょうか?

私は先週、1回目を接種。
世間では副反応がどうとか言われてますが、腕が少し痛んだぐらいで、ほとんど何の影響もありませんでした。何度か体温を測りましたが、接種前よりも低いぐらいで(^^;)
ワクチン予約は、少なくともうちの自治体では、ネット上なら早朝あっさり予約できました(ただし一ヶ月以上先でしたが)。
接種会場となった公民館でも、予約時間に応じて待機場所がきちんと区分され、人の流れも案内の人がしっかり誘導して、ちゃんと統制されていました。
そんな調子で、うちの自治体では世間で騒がれているほど問題が生じたりはしていないようです。
しかし大阪の友人は、予約受付が開始されてもすぐ一杯になってしまって、なかなか取れないのだそうです。また別の友人によれば、ある自治体が予約を先着順にしたら徹夜組が現れて、受付時間を守ってその時間に来たらすでに受付終了していたので、だいぶもめたのだとか。そりゃあ納得できませんわな。
その友人によると、かつてさる家電量販店は新製品発売時に「転売ヤー」対策のため、受付時間になったらそれより前から並んでいた連中は後回しにして、時間になってから来た人を先に受け付けたのだそうです。GJ!
ネットニュースを見ると「ワクチン接種したから大丈夫!」などと言う輩が紹介されたり、接種後に感染したという例が報道されてますけど……ワクチンって感染予防というよりも、あくまで重症化予防がメインということを(「専門家」ですら!)あまりよく認識されていないようです。
一方、最近は「ロックダウン」を浸透させようとする意図が透けて見える記事も増えてきました。
しかしロックダウンであろうが自粛要請であろうが、どちらも感染者増大を抑えて医療体制を整備するまでの「時間稼ぎ」であるはず。
日本では第一波の頃など、海外のロックダウンに匹敵するぐらい誰もが積極的に自粛しました。ところが国はそれに甘えて、医療体制を整備せず、ただ指をくわえて「自然鎮火」を待っていただけ。
たとえロックダウンを行っても、そうやって時間稼ぎをしている間に医療体制を整備しなければ無駄に終わります。むしろ経済が疲弊してマイナスにしかならない。
本当に必要なことは、国民に制限を課すことではなく、感染者が増えても対応できる医療体制整備ではないのでしょうか。医療体制さえ整備されれば、ロックダウンなどせずとも、自粛で充分です。逆に体制整備されなければ、ロックダウンに何の意味もありません。
しかも、一方で人流を抑えろと言いながら、オリンピックはあらゆる特別扱いで強行開催するというムチャクチャさ。
オリンピックは結局見なかったし、パラリンピックって始まったんでしたっけ?(朝刊で知りました(^^;)
オリンピックの意義・権威も地に堕ちたままで、どうするんですかね。

地に堕ちたといえば、もうグダグダ過ぎて笑うしかない政府与党。
私の敬愛する小松左京先生の『復活の日』(1964)では、新型インフルエンザ(実は別の疾病が隠れていて、それが真の脅威になるのですが)の猛威に対して政府閣僚が協議するシーンがあります。

「副総理……陸軍の全面的出動の前に、いよいよ決意してもらわねばならんと思うが……」
「非常事態宣言か?」
「だが……そいつはかえって民心を刺激しやしないかな。まず非常事態宣言を発するより、秩序維持に自衛隊を投入していって、自然にその状態へすべり込んでいった方が……」
「事態はすでに容易ならぬところに来てしまっている。しかも情勢は今のところ、恢復の目処はたたない。たかが風邪ぐらいで非常事態宣言は大げさすぎると思うだろうか? ここは早めに手をうつべきじゃないか?」
ここでは「非常事態宣言」と書かれていますが、現在では「緊急事態宣言」に統一されているそうです。つまり、これはまさにかの「緊急事態宣言」について議論しているシーンです。
どうでしょうか?
フィクションとはいえ、ここでは真剣に、慎重に、何より責任感をもって話し合われているように感じます。
一方、現実世界では……
2021年8月25日。
北海道や愛知など、8道県を緊急事態宣言の対象地域にすることが決定されました。これで21都道府県、日本人口のなんと75%!!
もはや「緊急事態宣言の大安売り」状態ではないですかね!?

私は先週、1回目を接種。
世間では副反応がどうとか言われてますが、腕が少し痛んだぐらいで、ほとんど何の影響もありませんでした。何度か体温を測りましたが、接種前よりも低いぐらいで(^^;)
ワクチン予約は、少なくともうちの自治体では、ネット上なら早朝あっさり予約できました(ただし一ヶ月以上先でしたが)。
接種会場となった公民館でも、予約時間に応じて待機場所がきちんと区分され、人の流れも案内の人がしっかり誘導して、ちゃんと統制されていました。
そんな調子で、うちの自治体では世間で騒がれているほど問題が生じたりはしていないようです。
しかし大阪の友人は、予約受付が開始されてもすぐ一杯になってしまって、なかなか取れないのだそうです。また別の友人によれば、ある自治体が予約を先着順にしたら徹夜組が現れて、受付時間を守ってその時間に来たらすでに受付終了していたので、だいぶもめたのだとか。そりゃあ納得できませんわな。
その友人によると、かつてさる家電量販店は新製品発売時に「転売ヤー」対策のため、受付時間になったらそれより前から並んでいた連中は後回しにして、時間になってから来た人を先に受け付けたのだそうです。GJ!
ネットニュースを見ると「ワクチン接種したから大丈夫!」などと言う輩が紹介されたり、接種後に感染したという例が報道されてますけど……ワクチンって感染予防というよりも、あくまで重症化予防がメインということを(「専門家」ですら!)あまりよく認識されていないようです。
一方、最近は「ロックダウン」を浸透させようとする意図が透けて見える記事も増えてきました。
しかしロックダウンであろうが自粛要請であろうが、どちらも感染者増大を抑えて医療体制を整備するまでの「時間稼ぎ」であるはず。
日本では第一波の頃など、海外のロックダウンに匹敵するぐらい誰もが積極的に自粛しました。ところが国はそれに甘えて、医療体制を整備せず、ただ指をくわえて「自然鎮火」を待っていただけ。
たとえロックダウンを行っても、そうやって時間稼ぎをしている間に医療体制を整備しなければ無駄に終わります。むしろ経済が疲弊してマイナスにしかならない。
本当に必要なことは、国民に制限を課すことではなく、感染者が増えても対応できる医療体制整備ではないのでしょうか。医療体制さえ整備されれば、ロックダウンなどせずとも、自粛で充分です。逆に体制整備されなければ、ロックダウンに何の意味もありません。
しかも、一方で人流を抑えろと言いながら、オリンピックはあらゆる特別扱いで強行開催するというムチャクチャさ。
オリンピックは結局見なかったし、パラリンピックって始まったんでしたっけ?(朝刊で知りました(^^;)
オリンピックの意義・権威も地に堕ちたままで、どうするんですかね。

地に堕ちたといえば、もうグダグダ過ぎて笑うしかない政府与党。
私の敬愛する小松左京先生の『復活の日』(1964)では、新型インフルエンザ(実は別の疾病が隠れていて、それが真の脅威になるのですが)の猛威に対して政府閣僚が協議するシーンがあります。

「副総理……陸軍の全面的出動の前に、いよいよ決意してもらわねばならんと思うが……」
「非常事態宣言か?」
「だが……そいつはかえって民心を刺激しやしないかな。まず非常事態宣言を発するより、秩序維持に自衛隊を投入していって、自然にその状態へすべり込んでいった方が……」
「事態はすでに容易ならぬところに来てしまっている。しかも情勢は今のところ、恢復の目処はたたない。たかが風邪ぐらいで非常事態宣言は大げさすぎると思うだろうか? ここは早めに手をうつべきじゃないか?」
ここでは「非常事態宣言」と書かれていますが、現在では「緊急事態宣言」に統一されているそうです。つまり、これはまさにかの「緊急事態宣言」について議論しているシーンです。
どうでしょうか?
フィクションとはいえ、ここでは真剣に、慎重に、何より責任感をもって話し合われているように感じます。
一方、現実世界では……
2021年8月25日。
北海道や愛知など、8道県を緊急事態宣言の対象地域にすることが決定されました。これで21都道府県、日本人口のなんと75%!!
もはや「緊急事態宣言の大安売り」状態ではないですかね!?
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