岐阜県各務原市 アクア・トトぎふ
へろんです。
岐阜に行くと決まってから、ならばここは外せない! と決めていたのが、「世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ」。
岐阜県に海はありませんが、そこを逆手にとった(?)淡水魚専門の水族館。淡水魚専門としては世界最大級なのだそうです。2004年(平成16年)開館、約220種 20,000点を飼育展示。

2019年4月13日から7月7日までは、企画展「美しきカエルの世界」実施中♪

しかしさすがはGW、すごい人、ヒト、ひと……

ゆっくりカメラを構える間もなく押し流されていきます。それってまるで水槽の魚の群れとだぶるような気も(^^;)
混雑疲れもあって、今回は(いつも!?)良い写真が少なく申し訳ございません。

コツメカワウソの「フィーディングウォッチ&ポイントガイド」……だそうですが、あまりの人だかりと喧騒で解説も聞こえず、これもゆっくり見ることもできず。
パネルには「河童伝説のもとはなんでしょう?」と大きく書かれていたものの、具体的に河童との関係についての記述はありませんでした。
一般に、カワウソは「獺」としてキツネやタヌキと同様にそれ自身が妖怪の一種と見なされたり、河童の一種といわれていたようです。

ハリヨ Gasterosteus aculeatus subsp.
日本固有亜種で、現在は岐阜県と滋賀県にのみ生息するという珍しい魚。
なおハリヨの学名は「Gasterosteus microcephalus」と書かれている資料も多いのですが、近年はイトヨ Gasterosteus aculeatus の亜種とされ、「G. a. subsp.」と表記されているのだとか。

イトウ Parahucho perryi
北海道に生息する、日本最大の淡水魚。白い身体が何とも言えない不思議な雰囲気を漂わせています。特に白い個体でしょうか? アイヌ民族の間では「オヘライベ」「チライ」などと呼ばれてきたのだとか。
Wikipediaによれば、1937年には十勝川で約2.1メートルもの巨体が捕獲されたことがあるとか、学名の種小名「perryi」は、あの黒船のペリーが英国の生物学会に報告したからだそうです(@o@)
なおWikipediaではHucho属ですが、近年はParahucho属とすることが主流だそうです。変わっていくものですねえ。

「雲南省の魚」水槽。どわ~、やっぱり大陸の人口密度ってば……(違)

メコンオオナマズ Pangasianodon gigas
世界最大の淡水魚の一つ。東南アジアで最も絶滅が心配されている淡水魚の一つでもあり、漁獲記録からの推定によると、1990年以降、個体数は80%以上減少していると考えられるのだとか。
まず間違いなくこの水族館の目玉の一つと思われ、Wikipediaを見ますと、以前は手塚プロダクションのキャラクターデザインによるマスコットキャラ「パパメコン」がいたそうです。2008年の岐阜新聞の記事によると、こんな感じ。しかし、今はグッズもなく紹介もされていないそうです。何かあった? それとも単に契約期間か何かの関係? 手塚ファンとしてはちょっと気になりますね。

巨体が一列に並ぶこの様子、実は宇宙船団を連想しました(^^;)

トランスルーセントグラスキャット Kryptopterus bicirrhis
東南アジアに分布する、身体が透明のナマズの仲間。観賞魚として結構ポピュラーですね。私もずっと昔に飼ってました。あの頃が懐かしい(T▽T)

コリドラスの仲間も、昔好きでよく飼ってました。難易度の高い種や希少種などは手は出しませんでしたが。コリドラスって可愛いですよね。ああ、懐かしい……(T▽T)

大型魚も結構な密度で群れています。

アシカの「マリン」によるアシカショー。

観客席そばまで来てくれます。
そしていよいよ企画展「美しきカエルの世界」。

フライシュマンアマガエルモドキ Hyalinobatrachium fleischmanni
葉っぱの裏に隠れるようにとまってる姿しか見られませんでしたが、体は半透明の緑色で、腹側からは内臓が透けて見え、グラスフロッグとも呼ばれるのだとか(@o@) しかしちょっとネットで検索すると、こういうのもペット用に売ってるんですね。うーん……

アイゾメヤドクガエル Dendrobates tinctorius
地域によって体の大きさや色、模様が大きく異なるそうです。「ヤドク(矢毒)」というからにはこの種も毒を持っているようですが、長期間飼育した個体は毒を持たないとも言われているのだとか。しかし、「ペット用の採取等により生息数は減少している」とも。うーん……。

モウドクフキヤガエル Phyllobates terribilis
何とも不思議な体色ですが、名前にストレートに「猛毒」というのもすごい。種小名の「terribilis」も英語の「terrible(恐ろしい)」と同義でしょうね。この種を現地人が矢毒に使用したそうです。

ファンタスティカヤドクガエル Ranitomeya fantastica
別名「ズアカヤドクガエル」ともいうように頭部が赤いのですが、葉陰から出てきてくれませんでした。

清流ふれあいプールは餌やりが人気だそうです。

水族館のすぐ近くには観覧車があり、天気も良いので乗ってきました。

観覧車から見るアクア・トトぎふの全景。真ん中付近の魚のマークはおそらくメコンオオナマズですね。

木曽川流域には趣ある街並みが広がっていました。

近くにそびえるモニュメント。1999年(平成11年)に「宝くじの普及宣伝事業として整備されたもの」と記されていましたが。

塔を螺旋状に取り巻いているのはお魚たちでした!
なかなか見応えのある充実した水族館でしたが、いかんせん人の波が……GWでは仕方ないですね。いつかまたゆっくり訪れてみたいものです。

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岐阜に行くと決まってから、ならばここは外せない! と決めていたのが、「世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ」。
岐阜県に海はありませんが、そこを逆手にとった(?)淡水魚専門の水族館。淡水魚専門としては世界最大級なのだそうです。2004年(平成16年)開館、約220種 20,000点を飼育展示。

2019年4月13日から7月7日までは、企画展「美しきカエルの世界」実施中♪

しかしさすがはGW、すごい人、ヒト、ひと……

ゆっくりカメラを構える間もなく押し流されていきます。それってまるで水槽の魚の群れとだぶるような気も(^^;)
混雑疲れもあって、今回は(いつも!?)良い写真が少なく申し訳ございません。

コツメカワウソの「フィーディングウォッチ&ポイントガイド」……だそうですが、あまりの人だかりと喧騒で解説も聞こえず、これもゆっくり見ることもできず。
パネルには「河童伝説のもとはなんでしょう?」と大きく書かれていたものの、具体的に河童との関係についての記述はありませんでした。
一般に、カワウソは「獺」としてキツネやタヌキと同様にそれ自身が妖怪の一種と見なされたり、河童の一種といわれていたようです。

ハリヨ Gasterosteus aculeatus subsp.
日本固有亜種で、現在は岐阜県と滋賀県にのみ生息するという珍しい魚。
なおハリヨの学名は「Gasterosteus microcephalus」と書かれている資料も多いのですが、近年はイトヨ Gasterosteus aculeatus の亜種とされ、「G. a. subsp.」と表記されているのだとか。

イトウ Parahucho perryi
北海道に生息する、日本最大の淡水魚。白い身体が何とも言えない不思議な雰囲気を漂わせています。特に白い個体でしょうか? アイヌ民族の間では「オヘライベ」「チライ」などと呼ばれてきたのだとか。
Wikipediaによれば、1937年には十勝川で約2.1メートルもの巨体が捕獲されたことがあるとか、学名の種小名「perryi」は、あの黒船のペリーが英国の生物学会に報告したからだそうです(@o@)
なおWikipediaではHucho属ですが、近年はParahucho属とすることが主流だそうです。変わっていくものですねえ。

「雲南省の魚」水槽。どわ~、やっぱり大陸の人口密度ってば……(違)

メコンオオナマズ Pangasianodon gigas
世界最大の淡水魚の一つ。東南アジアで最も絶滅が心配されている淡水魚の一つでもあり、漁獲記録からの推定によると、1990年以降、個体数は80%以上減少していると考えられるのだとか。
まず間違いなくこの水族館の目玉の一つと思われ、Wikipediaを見ますと、以前は手塚プロダクションのキャラクターデザインによるマスコットキャラ「パパメコン」がいたそうです。2008年の岐阜新聞の記事によると、こんな感じ。しかし、今はグッズもなく紹介もされていないそうです。何かあった? それとも単に契約期間か何かの関係? 手塚ファンとしてはちょっと気になりますね。

巨体が一列に並ぶこの様子、実は宇宙船団を連想しました(^^;)

トランスルーセントグラスキャット Kryptopterus bicirrhis
東南アジアに分布する、身体が透明のナマズの仲間。観賞魚として結構ポピュラーですね。私もずっと昔に飼ってました。あの頃が懐かしい(T▽T)

コリドラスの仲間も、昔好きでよく飼ってました。難易度の高い種や希少種などは手は出しませんでしたが。コリドラスって可愛いですよね。ああ、懐かしい……(T▽T)

大型魚も結構な密度で群れています。

アシカの「マリン」によるアシカショー。

観客席そばまで来てくれます。
そしていよいよ企画展「美しきカエルの世界」。

フライシュマンアマガエルモドキ Hyalinobatrachium fleischmanni
葉っぱの裏に隠れるようにとまってる姿しか見られませんでしたが、体は半透明の緑色で、腹側からは内臓が透けて見え、グラスフロッグとも呼ばれるのだとか(@o@) しかしちょっとネットで検索すると、こういうのもペット用に売ってるんですね。うーん……

アイゾメヤドクガエル Dendrobates tinctorius
地域によって体の大きさや色、模様が大きく異なるそうです。「ヤドク(矢毒)」というからにはこの種も毒を持っているようですが、長期間飼育した個体は毒を持たないとも言われているのだとか。しかし、「ペット用の採取等により生息数は減少している」とも。うーん……。

モウドクフキヤガエル Phyllobates terribilis
何とも不思議な体色ですが、名前にストレートに「猛毒」というのもすごい。種小名の「terribilis」も英語の「terrible(恐ろしい)」と同義でしょうね。この種を現地人が矢毒に使用したそうです。

ファンタスティカヤドクガエル Ranitomeya fantastica
別名「ズアカヤドクガエル」ともいうように頭部が赤いのですが、葉陰から出てきてくれませんでした。

清流ふれあいプールは餌やりが人気だそうです。

水族館のすぐ近くには観覧車があり、天気も良いので乗ってきました。

観覧車から見るアクア・トトぎふの全景。真ん中付近の魚のマークはおそらくメコンオオナマズですね。

木曽川流域には趣ある街並みが広がっていました。

近くにそびえるモニュメント。1999年(平成11年)に「宝くじの普及宣伝事業として整備されたもの」と記されていましたが。

塔を螺旋状に取り巻いているのはお魚たちでした!
なかなか見応えのある充実した水族館でしたが、いかんせん人の波が……GWでは仕方ないですね。いつかまたゆっくり訪れてみたいものです。

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