3月14日…って何の日?
えっと……3月14日って何かありましたっけ?……って、もてないヤローのお約束ネタは一ヶ月前にやってしまいましたが(爆)
お菓子業界が1970年代に制定したと言われる例の日は置いといて……
3月14日が何の日か調べてみますと、「元禄赤穂事件の日」なんですね。赤穂藩主・浅野内匠頭が江戸城で吉良上野介に切りかかったのが、1701年(元禄14年)3月14日(ただし旧暦。新暦では4月21日)。

これって歴史的・文化的には結構大きな事件ですね。写真は兵庫県の赤穂神社にある大石内蔵助像。
もう少し3月14日が何の日か調べてみますと……
円周率の日。
ああ、なるほど、円周率って概数としてよく「3.14」と表記されるからですね!
そして円周率はギリシャ文字のπ(パイ)で表記されることから、食べ物の「パイの日」にもなってるのだとか。うーむ。
その他、かの大阪万博が開幕したのが1970年(昭和45年)3月14日。

写真は大阪万博のシンボル、万博記念公園に今もそびえる太陽の塔。
新幹線<のぞみ>の運転開始が1992年(平成4年)年3月14日。
1873年(明治6年)3月14日に日本で初めて国際結婚が認められたということで「国際結婚の日」。
日本史で有名な「五箇条の御誓文」宣布が、1868年(慶応4年)3月14日(旧暦)であることから「国民融和日」。
どの日も何かしらあるとはいえ、この日は結構いろいろあるようです。
* * *
さて。円周率はご存知のようにどこまでいっても割り切れない「無理数」です。
何万桁も暗記した人が話題になったり、スーパーコンピュータでは何兆桁も計算されていたり。
若い頃、
3.1415926535897932384626433…
と小数点以下25桁までは暗記したのを思い出しました。たしか数学の教科書で、この25桁まで紹介されていたんですよね。
カール・セーガン博士(1934~1996)のSF『コンタクト』、1997年の映画では何となく曖昧な終わり方になっていましたが、原作小説では円周率にちなんだ驚きの結末が描かれます。
* * *
暗記したといえば、大きな数字の漢字表記。一般的によく知られているのは
一、十、百、千、万、億、兆、京
ぐらいですかね。
はるかな昔、学研の科学だったか学習だったかに載っていた漫画でさらにその上が紹介されており、面白がって暗記していました。
一、十、百、千、万、億、兆、京(けい)、垓(がい)、𥝱(じょ)、穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)
いちばん大きな「1無量大数」とは10の68乗(1の後ろに0が68個並ぶ!)という途方もない数字(諸説あり)。上でも触れたC.セーガン博士が監修されたテレビ番組『コスモス』(1980)で流れていたCMでも、この数字が紹介されていたと記憶しています。
当時、「1無量大数」は「宇宙の星の数より多い」みたいに紹介されていたと思いますが、調べてみると最近は「銀河系の原子の数ぐらい」とも言われているようです。
現実にはないほどと思われていた巨大数でも実は存在すると思いきや、「無量大数」よりもさらに大きな途方もない数字も定義されているのだとか。その一方、ご存知のように宇宙は銀河系だけでなく、無数の銀河団やグレートアトラクター、多元宇宙論まで議論されていますから、数字も宇宙もどこまで広がっていくのやら……。
かたや「食パンの価格が10円上がった!」とショックを受けている、己がスケールの小ささよ……(戦争、何とか良い方向へ解決しないとさらに大変ですよね……)
敬愛するカール・セーガン博士や小松左京先生が今おられたら、昨今の世情にももっと良い提言をして下さったんじゃないかなあ……。
お菓子業界が1970年代に制定したと言われる例の日は置いといて……
3月14日が何の日か調べてみますと、「元禄赤穂事件の日」なんですね。赤穂藩主・浅野内匠頭が江戸城で吉良上野介に切りかかったのが、1701年(元禄14年)3月14日(ただし旧暦。新暦では4月21日)。

これって歴史的・文化的には結構大きな事件ですね。写真は兵庫県の赤穂神社にある大石内蔵助像。
もう少し3月14日が何の日か調べてみますと……
円周率の日。
ああ、なるほど、円周率って概数としてよく「3.14」と表記されるからですね!
そして円周率はギリシャ文字のπ(パイ)で表記されることから、食べ物の「パイの日」にもなってるのだとか。うーむ。
その他、かの大阪万博が開幕したのが1970年(昭和45年)3月14日。

写真は大阪万博のシンボル、万博記念公園に今もそびえる太陽の塔。
新幹線<のぞみ>の運転開始が1992年(平成4年)年3月14日。
1873年(明治6年)3月14日に日本で初めて国際結婚が認められたということで「国際結婚の日」。
日本史で有名な「五箇条の御誓文」宣布が、1868年(慶応4年)3月14日(旧暦)であることから「国民融和日」。
どの日も何かしらあるとはいえ、この日は結構いろいろあるようです。
* * *
さて。円周率はご存知のようにどこまでいっても割り切れない「無理数」です。
何万桁も暗記した人が話題になったり、スーパーコンピュータでは何兆桁も計算されていたり。
若い頃、
3.1415926535897932384626433…
と小数点以下25桁までは暗記したのを思い出しました。たしか数学の教科書で、この25桁まで紹介されていたんですよね。
カール・セーガン博士(1934~1996)のSF『コンタクト』、1997年の映画では何となく曖昧な終わり方になっていましたが、原作小説では円周率にちなんだ驚きの結末が描かれます。
* * *
暗記したといえば、大きな数字の漢字表記。一般的によく知られているのは
一、十、百、千、万、億、兆、京
ぐらいですかね。
はるかな昔、学研の科学だったか学習だったかに載っていた漫画でさらにその上が紹介されており、面白がって暗記していました。
一、十、百、千、万、億、兆、京(けい)、垓(がい)、𥝱(じょ)、穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)
いちばん大きな「1無量大数」とは10の68乗(1の後ろに0が68個並ぶ!)という途方もない数字(諸説あり)。上でも触れたC.セーガン博士が監修されたテレビ番組『コスモス』(1980)で流れていたCMでも、この数字が紹介されていたと記憶しています。
当時、「1無量大数」は「宇宙の星の数より多い」みたいに紹介されていたと思いますが、調べてみると最近は「銀河系の原子の数ぐらい」とも言われているようです。
現実にはないほどと思われていた巨大数でも実は存在すると思いきや、「無量大数」よりもさらに大きな途方もない数字も定義されているのだとか。その一方、ご存知のように宇宙は銀河系だけでなく、無数の銀河団やグレートアトラクター、多元宇宙論まで議論されていますから、数字も宇宙もどこまで広がっていくのやら……。
かたや「食パンの価格が10円上がった!」とショックを受けている、己がスケールの小ささよ……(戦争、何とか良い方向へ解決しないとさらに大変ですよね……)
敬愛するカール・セーガン博士や小松左京先生が今おられたら、昨今の世情にももっと良い提言をして下さったんじゃないかなあ……。
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