映画「宇宙戦艦ヤマト2202 第二章 発進編」感想

へろんです。
SF話でいつも盛り上がる旧友に引っ張られて、「宇宙戦艦ヤマト2202 第二章 発進編」を観てきました。

宇宙戦艦ヤマト2202
宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会公式ツイッターより。6月23日の投稿で「お出かけなう。に使って良いよ。」とのことで拝借しました。「なう」じゃないけど許して。

「宇宙戦艦ヤマト」。1974年に初めて放送された第一作から始まるオリジナル版シリーズは、幼心にSFへの指向を決定づけるきっかけの一つになりました。
しかし1978年に公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」は、確かに感動的ではありましたが、真っ正面から死を美化したラストが物議をかもしました(2005年公開の邦画「ローレライ」の感想文でそのあたりも触れましたので、よろしければご参照ください)。

ところが1978~1979年にTV放送された「宇宙戦艦ヤマト2」では「さらば~」から大きくラストが変更され、これも賛否両論意見が分かれました(感動的だがキナ臭さも感じる「さらば」のラストを是とするのか、あまりにもあっけないご都合主義的な「2」のラストを是とするのか? ……大学時代の友人は「自分のヤマトは『さらば』で終わった」と言ってました)。

以後、1983年公開の「宇宙戦艦ヤマト 完結編」に至るまで、ゾンビのように何度も復活することに疑問を感じて多少の距離を置きながらも、オリジナル版宇宙戦艦ヤマトシリーズはやはり気になる作品ではあり続けました。

はたして今回のこのリメイクは「さらば」か「2」かどちらに沿っていくのか……その辺りが大きな興味の一つなのですが、今のところまだはっきりしません。
オリジナル版は「一隻だけでどうしてそんなに強いんだー!」と仲間うちでよく突っ込んでいたものです。一方このリメイクでは、艦隊行動や政治背景をより絡めようとしているようですが、若干消化不良のような気もします。やはりオリジナル版のイメージが強いからですかね。

最初の方で「アケーリアス遺跡調査」の話がちらと出てくるのですが、これってオリジナル版「完結編」のアクエリアスのことですかね。ということは「完結編」の設定やストーリーまで取り込んで続けていくつもりなのか……とそこまで考えた時、はたと気がつきました。

そうか、この2202はまさに同人誌を作ってるようなものなんじゃなかろうか……

私も「銀河英雄伝説」の二次創作でやってましたが、原作では後の方にちらっと出てくるキャラクターや設定を、作品世界の別の場面で登場させるのはとても楽しい創作活動でした。
ヤマト2202も、かつてオリジナル版を楽しんだ人々がその舞台をより深化させようとして、試行錯誤されているんでしょうね。オリジナル版を尊重しつつ、新しい設定や解釈が広がっていくものと期待したいです。

印象に残ったシーンの一つは、舷側をこすりながらすれ違うヤマトとアンドロメダ。これってパトロクロスケルンテンじゃん!(分かる方、お友達になりましょう ^^)

エンドロールの後で「第三章 純愛編」の予告が流れましたが……ガトランティスの大戦艦がまるで水族館のいわしトルネード状態でした(爆)

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